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【55dB減~】ピアノ・アコギ・木管楽器など

ピアノ・アコギ・木管楽器を演奏するための防音室をつくる際のポイントや、おすすめの防音工事業者を紹介しています。

ピアノ用の防音室に必要な遮音性能とは?

楽器演奏用の防音室に関しては、演奏する楽器によって、音の大きさや音域が違うため、必要となる遮音性能も異なります。

例えばピアノの場合、音の大きさは、一般の人の演奏で約90~100dBほどです。

音源から1mの場所で90dB前後を想定すると、遮音性能がD-60で「ほとんど聞こえない」、D-50で「小さく聞こえる」、D-40で「曲がはっきり分かる」というのが聞こえ方の目安になります。

そのため、ピアノ室ならD-50~60(50~60dB以上減衰)程度の遮音性能を目標値として、防音室を設計・施工していくのが一般的です。

ピアノの音は意外とつつぬけ!いまからやりたい防音対策

自宅でピアノの練習をするなら、防音対策への意識は欠かせません。

ピアノはポピュラーな楽器ですが、出すことのできる音量が大きな楽器でもあります。防音対策をせずに自宅で練習をはじめると、一戸建てでもマンションでも、意外なほど音がつつぬけになってしまうのです。

防音室の必要性やしっかりとした防音対策をするメリット、間に合わせの防音対策をするデメリットを紹介していきます。

ピアノがどれくらいの音量なのか周囲の音量と比べてみよう

冒頭で紹介したように、一般的なピアノの音量は90dB前後です。

ただ、dBという単位ではいまひとつ音量が想像できないという人も少なくありません。

そこで、音量を具体的にイメージするために周囲によくある音と照らし合わせてみましょう。90dBが客観的にどれくらいの音量なのかがわかれば、防音室の必要性もわかります。

例えば、交通量の多い国道や高速道路の近くにいるときに聞こえる車の音量が、大体80dB程度です。家にいるとき、ひっきりなしに車の走行音が聞こえてきたら、気が休まらないという人も多いでしょう。ピアノは、幹線道路の走行音よりも音量が大きいのです。

また、カラオケで他人が歌っているときの音量が、おおよそ90dB前後となります。専門的なカラオケ店でも、店によっては音が漏れてしまうことも少なくありません。

なにも対策していない一般住宅のなかで、高速道路以上、カラオケ並の爆音が発生すると考えれば、防音対策が必要になるのは間違いありません。

一般家屋はあらゆるところから音が漏れる!

音は振動なので、少しでも隙間があると、そこから周囲に音漏れしてしまいます。 防音室でない部屋は、意外なほど隙間があるのです。部屋を閉め切っていたとしても、ドアとドア枠の隙間、窓のサッシの隙間、エアコンのダクト、壁、床、天井を伝って音が外に逃げてしまいます。

とくに問題となるのが、ピアノの足から床へ、床から階下や壁の向こうへと漏れてしまう低音域の防音対策です。低音は、高音や中音に比べるとパワーがあって音が小さくなりづらいため、壁や床越しに音が伝わりやすいという特徴をもっています。

ドアや窓、ダクトの隙間を埋めても、壁や床をつたって漏れてしまう低音を防ぐためには、ピアノの足と床のあいだに分厚い防音素材のマットなどを敷く必要があるのです。もちろん、重たいピアノを動かして防音マットを設置するのは、簡単なことではありません。

だからこそ、床を含めて完全にピアノを囲んでしまうことができる防音室は、防音効果が高いのです。

弱音ペダルの日常的な使用はおすすめできない

なお、防音対策として弱音ペダルを普段から使うのはおすすめできません。

なぜなら、弱音ペダルを使っていると、微妙なタッチの調整ができなくなってしまうからです。 完全に趣味で、好きなように鍵盤を叩きたいだけだというならまだしも、音楽系の学校を目指していたり、コンサートやコンクールを目指していたりするなら、ある程度思い切り練習できる環境がないとライバルと戦うことができません。

防音室はピアノを湿気から守るためにうってつけの環境

防音室を導入するメリットに、「温度や湿度の管理が楽になる」という点があります。ピアノは木製の楽器なので、温度差や湿気に強くはありません。ひどい場合は、錆びたり、カビがはえたり、結露して痛んだりしてしまいます。

防音対策をしていない普通の部屋にピアノを置くと、昼間の日差しや雨、夏の暑さ、冬の寒さの影響をダイレクトに受ける可能性が高いです。ピアノをよい状態で長く使うためには、一年をとおしてある程度一定の気温と湿度を保って管理する必要があります。

その点、防音室は非常に気密性の高い空間で、外部からの影響を受けづらい構造です。エアコンも設置できるため、防音室を導入すると気温と湿度の管理がしやすくなります。

【55dB以上減衰】ピアノ防音室におすすめの工事業者

会社名 バドシーン
価格例 55dB以上減衰・ローコストプラン:戸建て6畳179万円~
ホームページ http://budscene.co.jp/
特徴 全ての工程を熟知したスタッフが、設計から引き渡しまでを行う自社一貫体制が強みです。クレーム件数0件・性能保証付きで安心!こだわりのフルオーダー防音室が、デザインや性能など要望を全て叶えてくれます。また、東京と埼玉にあるショールームで、実際に防音室を体感することも可能です。知識・経験豊かなスタッフに、防音室に関する疑問や不安を相談できるので、まずはショールームや見学会へ足を運んでみることをおすすめします。
会社名 ヤスダコーポレーション
価格例 ピアノ室プラン:戸建て6畳220万~240万円~
ホームページ http://www.yasuda-corporation.co.jp/
特徴 防音施工で46年の豊富な実績があり、様々なニーズに対応しています。独自の「アコースティック・ハーモニー・システム(AHS)」によって作られる防音室は、遮音だけでなく、音響対策にも特化。また、空間の静かさを確保するために、室内の余計な音を極力小さくすることも大切です。完成まで何度も打ち合わせを行い、要望に合わせた防音室を実現していきます。
会社名 友伸建設
価格例 フリーオーダープラン:RC住宅6畳240万円~
ホームページ https://www.e-yushin.net/
特徴 遮音性能にとことんこだわった防音室を提案しています。また、照明や内装など、演奏を楽しめる快適な空間作りを重視しているのも特徴です。防音・音響から内装まで、演奏のモチベーションが上がる空間を追求していきます。社内ショールームでは、音体験ツアーを実施。防音室に関する相談などもできます。